IPO:メンバーズで評判を落とした楽天証券ですが、復活を願いつつ抽選ルールについて書いてみます。BB申し込み時点と購入申し込み時点で余力基準が異なる点など慣れるまではやや複雑なところもあります。

IPO抽選の流れ
ブック申し込み⇒購入申し込み⇒抽選の順序となります。抽選までに2回申し込みが必要となるタイプで、松井証券、カブドット証券なども同類パターンです。2回目の申し込みが購入意志表示になり、当選=購入確定となります。

ブックビルディング申し込み
BB申し込み時点では余力が必要ですが資金拘束はありません。複数BBで確率が上がるシステムです。上限株数は、IPOごとに決められていて5〜20株(単元)のことが多いです。まず大前提として決められている上限があり、その上限内で預かり資産範囲まで株数申告が可能です。例えばマガシーク(65万・上限5株)なら、預かり資産1千万以上でも5株まで、資産100万なら1株のBBが可能となります。
特徴としてBB時の申告できる株数は、現金余力ではなく預かり資産が基準となるところです。(ネット系では珍しい基準です) 現物株や投信残高でも時価で算入されますので、優待銘柄などは楽天でホルードするようにしてます。(注:購入申し込み時には、売出価格×申込株数分の現金余力が必要となります。)

(小技1) BB時は資金拘束が無いので、例えば50万預かり資産があればBB期間中の50万以内の全てのIPOに申し込みできます。昼間(PM3時前)のうちにジャパンネット銀行(JNB)などのネット銀行で即時入金して即まとめてBB、そしてその場で出金をかけてしまいます。そうすると翌日にはJNB口座に戻ってきます。購入申し込みまでは数日ありますから、BB繁盛時にはこの資金を別の抽選用に有効利用してます。
(小技2) 他社にある中長期ホールド銘柄、塩漬け銘柄などは、楽天に移管しておけばBB時の余力となります。
           
購入申し込み
購入申し込み時には、余力基準が厳しくなり売出価格×申込株数分の現金余力が必要となります。また短期間で済みますがIPOごとにきっちり資金拘束があります。申し込み(入金)期限は原則として抽選日の午後2時、当選がなければ当日夕方(夜)には資金が戻ってきます。IPOごとに資金拘束されるため、同じ日に複数抽選がある時はそれぞれ現金余力が必要となります。(BB時と同様に、抽選当日ネット銀行経由入金が資金効率的にいいと思います。)

(小技3) マニアックな特徴ですが、BB時に上限価格でしない→(公募価格が上限で決まっても)購入申し込みができる、というのがあります。実際にBB時のミスで下限価格でBB申し込みした経験がありますが、購入申し込みが可能でした。お薦めはしませんが、BB時のみ資金繰りが苦しいときは低い価格でBBしておき、購入への権利を確保することもできそうです。(この点のコールセンター確認は6月ごろしました。)

抽選
特筆できる点は、事前に抽選番号が与えられたうえで抽選が実行されることです。現状ではもっとも透明性、信用性が高い方式です。(ただ、たまにトラブってやり直しがある。) そして抽選倍率を明示してくれるのも楽天証券だけです。    ⇒ 楽天証券の過去の抽選倍率

IPOカテゴリー制度(ステージ制)
抽選システムにIPOカテゴリー制度があり、過去6ヶ月の取引実績よって当選確率が変わります。
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・IPOゴールド(過去6か月間の月間平均手数料が10万円以上):5倍
・IPOシルバー(過去6か月間の月間平均手数料が15000円以上):2倍
・IPOレギュラー( ゴールド、シルバー以外)             :1倍
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非常に細かい点ですが、ジャパンネット銀行入金の場合締め切り前日夜の入金指示(19時以降)は避けたほうがいいと思います。微妙に他社ととシステムが違っていて翌日余力反映されないようです。(過去にBB出来なかった経験あり)       →詳細は こちらの一番下参照




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