6月はダントツ主幹事数の大和ですが、大和ネットのIPO申し込みは参入障壁が低いというか、かなり参加しやすいシステムですね。｢重複BB時も最高額IPOの金額分の余力があれば、全てのIPOに申し込める｣という資金効率のいいシステムで、しかも最近は割り当て株数の多い主幹事IPOが沢山でした。もちろん平幹事も全てネットBB可能ですから、今回誰もが大和を優先順位の上位にしたものと思われます。(あとは、みずほインベスターのネットがほぼこれと同じ＝同一資金で全IPOに申し込み可です）
　別の見方をすれば、ブック競争率の高さは、資金効率の良さや申し込みの簡便さに比例するといえます。資金ゼロで参加できてしまう野村HT（ネット）はジャブジャブ銘柄でもなかなか当たりませんし。
　今までの大和ネットは比較的当たりやすかった印象ですが、今回新光のほうは2つもきてるのに、大和のほうは今のところ全選外（補欠すらゼロ）です。ただ以前は銘柄的にはＳＲＩスポーツ、ダスキン、タカタなどやや大型のバラマキ系がよく当たってました。今回は小型・品薄系のIPOが多く大型はありません、この辺りも影響してそうです。