2001年〜2003年前半までの連続公募割れの時期を抽出してみると

10社連続公募割れ(期間中公募割れ率100%)
 2001年9/12 久世〜9/26 アミューズ

7社のうち6社公募割れ(期間中公募割れ率85%)
 2002年7/23 サンヨーハウ名古屋〜8/27 システムプロ

6社のうち5社公募割れ(期間中公募割れ率83%)
 2001年8/31 ゼンテック・テクノロジー
 9/4 ISS(20万→5.5万で−72.5% の超大幅割れ) 

9社のうち6社公募割れ(期間中公募割れ率66%)
 2003年3/6 TCB〜3/13 ひらまつ
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そして今回はまだ継続中ですが、
6社連続公募割れ(期間中公募割れ率100%)
 2007年8/30 アークランドサービス〜9/19リアルコム (継続中)
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スパンのとり方をキトー〜リアルコムとすれば、8社中7社が公募割れ(公募割れ率87%)となりますが、歴代でみてかなり深刻な状況であることには変わりありません。
ただマーケット全体の状況では2001〜2002頃の日経平均は1万円攻防から史上最安の7600円台を目指す動きで、ムードの悪さは今とは比較にもなりません。みずほ、UFJ、東急不動産、住金クラスにまで不安説が出る始末でした。今の新興指数の暴落ぶりは悲惨ですが、日経やトピックスは年初来安値といっても日経1万円割れ時代とは全く違います。また一番上の10社連続の公募割れは米国テロ直後という最悪の状況下ものでした。
また当時と今ではネットインフラという面では雲泥の差があります。昨今はネットBBの浸透で障壁が低くなり、参加者の層が広がったことでBB参加者を維持している面はあるかも知れません。これに対してセカンダリ参加層の減少、疲弊ぶりは顕著です。よって公募までは値引きされながらも何とかなりますが、いざ初値となると買いが集まらず価格維持が出来ないのかもしれません。
 それにしてもソニーフィナンシャルHの仮条件を見る限り、大手証券(主幹事)側に危機感はまだあまりないのかも知れません。そして週末には、まだ上場の記憶も新しいIPOシーズメンが下方修正、さらにインフォテリアも一転赤字に修正と酷い。こんな事の連続だといくら仮条件を割安設定しても信用されなくなります。
直近IPO以外でも、暴落した新興株のなかには、PERヒトケタ、PBR0.5倍とかの銘柄もでてきました。それでも反発が弱いのは、業績予想や資産内容がほとんど信用されていないということでしょうね。