IPO:3090　ナチュラム(ＨＣＧ・SBIｲｰ･ﾄﾚｰﾄﾞ主幹事)
　　 □上場日：10/19　　□ＢＢ期間：10/2〜10/9　
　　 □事業内容：釣具、ｱｳﾄﾄﾞｱ用品等のインターネット通信販売事業等
　　 □公開株数： 2100株/1株単位　想定価格：25.0万
　　 □仮条件： 18万円〜22万円
　　　SBIイー・トレード証券　　1512株　　
　　　野村證券　　　　　　　　　　 336株　　
　　　新光証券　　　　　　　　　　 105株　　　
　　　みずほ証券　　　　　　　　　　42株　　　
　　　高木証券 　　　　　　　　　　　21株　　　
　　　JAIC証券　　　　　　　　　　　21株　　　
　　　オリックス証券 　　　　　　　　21株　　　
　　　楽天証券 　　　　　　　　　　　21株　　　
　　　丸八証券 　　　　　　　　　　　21株　　　
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IPO：ナチュラムの仮条件が決まりました。想定価格25万に対し18万円〜22万円とややディスカウントしてきました。
類似銘柄のＰＥＲ平均はＦレポートによれば21.5倍程度、これに対しナチュラム想定価格25万（ＰＥＲ24.4倍)では割安感がないので、仮条件ではディスカウントされたと思われます。
ただＦレポート指摘にもあるように税負担が正常でない状態ですので、これを考慮し修正すると、仮条件上限22万でのＰＥＲは30倍〜35倍にもなります。これをもって比較すると割高になってしまいます。
とりあえず最初の初値メドは25〜30万としてますが、仮条件のダウンを受け修正の可能性があります。
ソニーＦＨのＢＢ状況も昨日の段階では、個人の倍率は1倍未満（全プレ状態）だそうです。明確な割安感がないとブックが集まらないのが現実、やはり思い切った価格設定がないと厳しそうです。
それにしてもF社、大型IPOの比較指標は、PER、PBR、時価総額、あとはせいぜい配当利回りくらいだったと記憶しています。ソニーFH同様、海外向け売り出しのあったあおぞら銀行や出光、SUMCOなども同様でした。なぜ今回のソニーFHに限ってＥＶ（Enterprise Value＝企業価値）やら、米国SEC基準やら難しい指標をひっぱり出してくるのでしょうか。不自然に思えてなりません。