IPO:8410 セブン銀行　(JASDAQ・野村他3社共同主幹事)　
□上場日：2/29　□ＢＢ期間：2/8〜2/20
□事業内容：ＡＴＭ事業および金融サービス事業
□公開株数：　36万3750/1株単位　想定価格：14.0万
□各社配分（国内分）　　 　　 　　 　Dr初値目安：15.0万(仮)
IPO：セブン銀行　各社配分　






　


　　 （ ジョインベスト証券 ）
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IPO：セブン銀行の各社配分が決まっていますが、主幹事でも中心となる野村に集中していますね。外資系への割り当ては少なめで、主幹事以外では三菱の多さがやや目立つ程度です。

仮条件等はこれからですが、今３月期の予想ＥＰＳは10,737円で、ＢＰＳは約66,348円、配当は4100円の予想です。想定価格14.0万からは、ＰＥＲが約13倍程度、ＰＢＲ約2.1倍、配当利回りが2.85％となります。これらの数値だけで初値は安泰といえるような地合いではありませんが、少なくとも下支え要因にはなりそうです。

本日のソニーＦＨの終値は41.5万で、ＰＥＲ約４３倍、ＰＢＲ3.2倍で、配当は3000円予定です。初値42万だったソニーＦＨがあまり値崩れしてないのには驚きますが、少なくともバリエーション比較ではセブン銀行の方に割安感があります。

しかし、ジャスダックIPOとしては久々の吸収500億円超の大型IPOとなり、今の地合いではなんといっても資金サイズに対する警戒感が大きいようです。ソニーFHは、上場直前の劇的な地合い改善も手伝って超大型ながら小幅プラスの初値（40万⇒42万 ＋5％）となりました。ソニーFHのBB時も地合いは悪化してましたが、今回の急落は日経平均が3〜4年前に戻ってしまうほどのきついものでした。やはり最大のポイントは地合いの回復にかかっていると言えそうです。

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