IPO:アイケイケイの仮条件が決定
想定発行価格1320円のところ、仮条件は1220〜1320円に決まりました。想定価格を上限とするありがちなものとなりました。

日経平均は、本日も−191円と大幅続落、ほぼ全面安でした。9000円割れも視野に入り、地合いは急速に悪化しています。アイケイケイの仮条件には割高感こそありませんが、多少の地合い配慮があっても良かったような気がします。　　　⇒ IPO:アイケイケイの概要はコチラ

IPO:アイケイケイ各社配分　　　　　　にほんブログ村 株ブログ IPO・新規公開株へ

　　　 　・ＢＢ期間:7/5〜7/9日　　・上場日7/23日
　　　 2198アイケイケイ　　各社割り当て
※その他、野村ジョイ（ＨＰ告知あり）、みずほインベ（ネット申込み可）　、カブドットコム証券(告知あり） からも申込みできます。

低ＰＥＲと類似銘柄
アイケイケイ、仮条件の上限価格でもＰＥＲは5倍台と一見割安感があります。しかし、業界大手のベストブライダル（2418）でＰＥＲ5.6倍、売上げ規模が近いノパローゼ（2128）は5.2倍、直近の同業ＩＰＯだったエスクリ（2196）でも6.6倍となっています。比較的不況に強く、イメージも良い業界ですが、ＰＥＲでの評価は決して高くありません。

懸念材料と強弱感
また、3月に上場したエスクリは、公募比1.5倍というまずまずの初値でしたが、初値後の暴落で後続のＩＰＯ地合いを悪くしました。年初ＩＰＯのようなマジックも無く、地方ローカル型のアイケイケイ、下値は堅そうですが過大な期待はできません。

そして、最も大きな懸念は、海外情勢をふくめた地合いと先行き不安にあります。特に最近は、日経だけでなく、新興市場も日増しに酷い状態になっているので注意が必要です。ボルテージやパピレスは、本当に「一瞬の晴れ間」にタイミングよく上場しました。もし、今の上場なら、初日値付かずはありえないでしょう。

これからＢＢ開始、上場まで時間があるのが救いです。全体市場もある程度下値を試した後、悪材料出尽くしで落ち着いてくれるかもしれません。そうなれば、他のＩＰＯもなく、業績順調の軽量ＩＰＯとして、そこそこの人気と注目を集めるでしょう。業種人気でいえば、電算（オールドＳＩ）やトータルメディ（調剤薬局）よりやや上、ネット系よりは下といった位置付けになりそうです。

　　　にほんブログ村 株ブログ PO・公募増資株へ　 　　　　　　 　　 ⇒ にほんブログ村・ＩＰＯへ　　
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
NEW 5最大25万円!史上最大キャッシュバック
　 ＋当ブログタイアップ特典で2000円上乗せ！

　　　　クリック証券限定タイアップ 矢印　　左 7/17日まで！