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日本ドライケミカル、ブックビルディング参加態度は「中立」
【日本証券新聞 ブックビル大作戦】
日本ドライケミカル（１９０９・２部）は、１９９１年に新規上場→２０００年に米タイコインターナショナルのグループ会社が公開買付を行い上場廃止→２００８年にタイコが大和証券系列の投資会社へ株式売却――という展開を経て、２０１１年６月２９日に再上場する。
コード番号はいまや「永久欠番制」ではないが、日本ドライケミカルの場合はかつて使用していた番号がたまたま空いていた上、法人格が同じのため、１回目の上場時と同じコード番号で再登板。１９９８年１月あたりから半年間に渡り仕手戦が繰り広げられ、大相場を演じたことを想起する向きも少なくないが、当時の“狂喜乱舞”再現となるか――。
今回、仮条件価格は、想定発行価格（２０４０円）に対して、１６４０円―２０４０円で決まった。この値ごろにしては、想定発行価格から大きく下方乖離した水準で仮条件下限が設定された。また、公募株数よりも売り出し株数が圧倒的に多い。このパターンは既存株主の売却機会提供の側面の強いＩＰＯと受け取られ、マーケットから好感されにくい。
また、上場日から１８０日間、上場前株数の推定７６％相当にロックアップがかかり、ベンチャーキャピタルはほぼすべてロック対象だが、ロック解除条件は緩め（公開価格比１・５倍以上で解除）。潜在的売り圧力に留意が必要だろう。ただ、想定発行価格から算出した市場からの資金吸収額は６億５０００万円超、オーバーアロットメントによる売り出し分を含めても７億５０００万円で、軽量感はある。ＰＥＲも７・７倍、ＰＢＲ０・６倍台であり、モリタ（６４５５）、能美防災（６７４４）、ホーチキ（６７４５）など類似会社に比べ、若干ながら割安感も。年１５０円配で、配当利回りでは７・３％に及ぶ。
株価指標面からは割安妙味が指摘され、企業などの防災意識の高まりがフォローになる業態ながら今期小幅減益予想で、業績面のパンチ力にも欠ける。需給不透明感も勘案すると、ブックビルディングの参加態度は「中立」。参戦するならば、セカンダリーでの需給状況を見極めてからでも遅くはないだろう。 ⇒ブログ村PO･公募増資株へ
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IPO：ＳＥＭＩＴＥＣ（6626）の公募価格が決まりました。
仮条件1,050円〜1250円に対し、公募価格は、上限の1250円で決まりました。
これで計4銘柄の公募価格が決まり、ＤＭＰ2400円（仮2100〜2400）、イートアンド2860円（仮2560〜2860）ハウスコム600円（仮540〜600）となり、全て上限で決定しています。
本日は上記のIPO:日本ドライケミカルのＢＢも終了し、6月ＩＰＯのブックは全て終了しました。
⇒ にほんブログ村・ＩＰＯへ
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日本ドライケミカル、ブックビルディング参加態度は「中立」 【日本証券新聞 ブックビル大作戦】
日本ドライケミカル（１９０９・２部）は、１９９１年に新規上場→２０００年に米タイコインターナショナルのグループ会社が公開買付を行い上場廃止→２００８年にタイコが大和証券系列の投資会社へ株式売却――という展開を経て、２０１１年６月２９日に再上場する。
コード番号はいまや「永久欠番制」ではないが、日本ドライケミカルの場合はかつて使用していた番号がたまたま空いていた上、法人格が同じのため、１回目の上場時と同じコード番号で再登板。１９９８年１月あたりから半年間に渡り仕手戦が繰り広げられ、大相場を演じたことを想起する向きも少なくないが、当時の“狂喜乱舞”再現となるか――。
今回、仮条件価格は、想定発行価格（２０４０円）に対して、１６４０円―２０４０円で決まった。この値ごろにしては、想定発行価格から大きく下方乖離した水準で仮条件下限が設定された。また、公募株数よりも売り出し株数が圧倒的に多い。このパターンは既存株主の売却機会提供の側面の強いＩＰＯと受け取られ、マーケットから好感されにくい。
また、上場日から１８０日間、上場前株数の推定７６％相当にロックアップがかかり、ベンチャーキャピタルはほぼすべてロック対象だが、ロック解除条件は緩め（公開価格比１・５倍以上で解除）。潜在的売り圧力に留意が必要だろう。ただ、想定発行価格から算出した市場からの資金吸収額は６億５０００万円超、オーバーアロットメントによる売り出し分を含めても７億５０００万円で、軽量感はある。ＰＥＲも７・７倍、ＰＢＲ０・６倍台であり、モリタ（６４５５）、能美防災（６７４４）、ホーチキ（６７４５）など類似会社に比べ、若干ながら割安感も。年１５０円配で、配当利回りでは７・３％に及ぶ。
株価指標面からは割安妙味が指摘され、企業などの防災意識の高まりがフォローになる業態ながら今期小幅減益予想で、業績面のパンチ力にも欠ける。需給不透明感も勘案すると、ブックビルディングの参加態度は「中立」。参戦するならば、セカンダリーでの需給状況を見極めてからでも遅くはないだろう。 ⇒ブログ村PO･公募増資株へ
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IPO：ＳＥＭＩＴＥＣ（6626）の公募価格が決まりました。仮条件1,050円〜1250円に対し、公募価格は、上限の1250円で決まりました。
これで計4銘柄の公募価格が決まり、ＤＭＰ2400円（仮2100〜2400）、イートアンド2860円（仮2560〜2860）ハウスコム600円（仮540〜600）となり、全て上限で決定しています。
本日は上記のIPO:日本ドライケミカルのＢＢも終了し、6月ＩＰＯのブックは全て終了しました。
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さらに、信用取引の手数料が“０円”に! 株主優待のクロスに最適！今回新たに「信用取引サービス」口座を開設し、簡単なアンケートに回答すると、７月２９日まで信用取引の取引手数料が“０円”になります。6月〜7月の優待ＧＥＴで大活躍するのでは？
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