4579:ラクオリア創薬（JASDAQグロース･大和主幹事）□上場日 7/20日
□ＢＢ期間 7/1日～7/7日
□事業内容：医薬品の研究開発および開発化合物などの知的財産の導出
□公開株数：公募:400万株 売出し--株 ＯＡ:60万株
□想定価格： 1600円（吸収金額：約73億円）
□幹事団:
大和証券キャピタル・マーケッツ（主）
野村證券
みずほ証券
日興コーディアル証券
ＳＭＢＣフレンド証券
藍澤證券
いちよし証券
三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券
エース証券
ＳＢＩ証券
東海東京証券
ＪＰモルガン証券
岡三証券
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◆IPO：ラクオリア創薬 大幅スリム化で再登場
こちらもＳＥＭＩＴＥＣと同じく、震災で中止→再登場のＩＰＯとなります。ＳＥＭＩＴＥＣは想定価格を引き下げての再登場。ラクオリアは上場規模（株数）、想定価格とも大幅に引き下げです。上場規模は、吸収135億→73億円程度と大幅に縮小されました。
◆過去のバイオIPOの初値結果
直近バイオ銘柄の初値は以下のとおり。公募割れしたセルシードは吸収35億円級、初値が上昇したキャンバスとデ･ウエスタン研究所は、10億円台の吸収金額でした。また、初値が大幅に上昇したキャンバスは、武田薬品工業の後ろ盾があったり、既上場のバイオ銘柄が盛り上がっていたり、好条件が重なった面があると思います。
・テラ （2009年） 初値上昇率−3.2％（吸収金額6億円）
・キャンバス （2009年） 初値上昇率+77.6％（吸収金額14億円）
・デ･ウエスタン研（2009年） 初値上昇率 +8.6％（吸収金額12億円）
・セルシード （2010年） 初値上昇率−6.7％（吸収金額35億円）
ラクオリア創薬も大御所ファイザー製薬とのつながりはありますが、パイプライン導出などではあまり深い関係とは言えません。そして大幅減量したとはいえ、吸収73億円はジャスダック市場では大変な重荷となります。30億円未満のクロタニコーポがあっさり公募割れしたこともあり、基本的には様子見案件となりそうです。
個人的にはバイオ関連IPOというだけで拒絶 というほど悪い印象を今年は持っておりません。少し前まであった、既上場バイオ銘柄の相次ぐお祭り騒ぎがあり、今年のバイオはひと味違う雰囲気がありました。ただ、やはりラクオリアはあまりに規模が大きいこと、そして直近のマザーズ･新興地合いが失速気味でもあることから 厳しいでしょう。------------------------------------------------------------------------------
日本ドライケミカル：公募価格は、仮条件（1640-2040円）の上限2040円に決定。
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