4587 ペプチドリーム（東証マザーズ・みずほ証券主幹事）■上場日 ：6/11日
■ＢＢ期間： 5/24日〜5/30日
■事業内容：独自の創薬開発プラットフォームシステム（PDPS）
を用いた特殊ペプチド創薬研究開発
■公開株数:公募166万株、売出104万株 40.5万株
■想定価格：1820円/100株単位 （吸収金額：最大約56.5億円）
■幹事団
★みずほ証券
いちよし証券 岡三証券 東海東京証券
SMBCフレンド証券 エース証券 SBI証券
他ブロガーのIPO ペプチドリームの評価記事は？ ⇒ 
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IPO ペプチドリーム ＧＷ明け第1号はバイオベンチャー 昨年よりかなり遅れましたが、やっと6月IPOの承認となりました。IPO ペプチドリーム（3181）、ペプチドリー非標準のペプチド治療薬の発見と開発を目的とした東京大学発のバイオベンチャー企業です。設立は平成18年7月で、本社は東京大学の駒場リサーチキャンパス内に存在します。
上場市場は東証マザーズで、主幹事はみずほ証券。ネット系幹事では、SBI証券
吸収金額と最近のバイオIPOの動き 想定価格と書きましたが、目論見書には想定仮条件（1720円〜1920円）の平均価格が1,820円と記されています。よって吸収金額のレンジは53.4億〜59.6億で、中央値が56.5億円となります。
最近のバイオ3銘柄の上場規模は、ジーンテクノS（12億）、メドレックス（26.8億）、ＵＮＭファーマ（42.6億円）でした。ペプチドリームは3社と比べても最も規模感があるIPOとなります。ＵＮＭファーマは、その荷もたれ感から小幅な公募割れでしたが、今の地合いであればまず公募割れの心配はなさそうです。 ⇒ ＵＮＭファーマ、ジーンテクノの初値後はコチラに
利益・配当があるバイオベンチャーＩＰＯにサプライズあり実際の話、バイオベンチャーとなると赤字幅を拡大させながらのＩＰＯも珍しいことではありません。当社は利益・売上ともブレがありますが、黒字でかつ配当経緯（2011年）のあるバイオベンチャーは初めて見ました。ペプチドリームは業績面では、驚異的なバイオ系IPOと言えるかもしれません。
現時点での見通し 
医薬系の専門知識がないため事業的な評価は控えますが、アライアンス・パートナーを見ると、米ファイザー、スイスNovartis、英GlaxoSmith、米AMGEN、第一三共などの製薬の世界的メジャープレイヤーが並んでいます。バイオベンチャーとして資質はかなり高く、直近のメドレックス等より格上と思われます。
さらに現在、既上場のバイオ関連銘柄が『超絶的』に絶好調なこと、業績面で画期的なバイオＩＰＯであること、バイオ系にしてはVCが少ない点を考慮すれば、初値はかなり期待できそうです。ただ、初値時点での上昇率は、吸収56億がやや重しとなるかも知れません。もし控えめの初値となれば、その後はＵＮＭファーマ的な値動きが期待できます。
あとは、今後の新規承認がポイントで、どの程度（社数）の、どんな業種の、ＩＰＯが登場するかで大きく左右されそうです。
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