3287　星野リゾート・リート投資法人（東証リート・野村證券主幹事）
　　 ■上場日　：7/12日
　　 ■ＢＢ期間： 6/27日〜7/2日　　　　　　　　　　　にほんブログ村 株ブログ IPO・新規公開株へ
　　 ■公開株数:公募：1900口　　ＯＡ：950口
　　 ■想定価格：50万円/1口単位　（吸収金額：100億円前後）
　　 ■仮条件：　49万〜51万円
　　 ■主幹事は野村証券、幹事団は2社のみ
　　　　★野村證券（主幹事）　　　ＳＭＢＣ日興証券

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◆星野リゾート･リート投資法人(3287)〜旅館リート BBは7/2日まで にほんブログ村 株ブログ PO・公募増資株へ
「旅館リート」と呼ばれ、投資対象は温泉旅館・ホテル計6棟で、取得額は150億円となっています。資産規模ではケネディクス・レジ(約300億)を下回り、Ｊリート中最小規模のリートとなります。

投資口発行19000口、OAによる売出950口。発行想定価格は50万円相当、吸収金額約100億円程度が想定されます。リートIPOとしては小型案件になります。（仮条件49万〜51万円）

◆予想分配金と利回り（4月/10月決算）
　　・2013年10月：　1378円
　　・2014年04月：12,435円　
14年4月ベースで計算すると、仮条件レンジで 5.07％〜4.87％となります。
類似リートと思われるジャパンホテルリート（8985）の利回りが約4.45％です

◆直近のリートIPOの初値結果と足元の地合い・東証リート指数
　・13/6/12 野村不動産マスターＦ　公募10万⇒初値96700円（-3.3％公募割れ）　
　・13/2/14 日本プロロジスリート　 公募55万⇒初値70万 （+27.2％）
　・13/2/06 コンフォリア・レジ　　　 公募55万⇒初値60.7万（+10.4％）

・規模では大差がありますが、6/12日の上場した野村不動産マスターＦが-3.3％の小幅公募割れ。一時公募価格の10万円を回復しましたが、週末株価は98400円と再び公募割れ状態にあります。
一方、直近のリート指数は反発し、底入れムードも出始めています。

　　　　星野リゾート・リート　　東証リート指数　　カブドットコム証券

・吸収100億円前後でリートＩＰＯとしては超小型ですが、新興株のＩＰＯなら中堅以上の規模になります。初値形成の決め手は、やはり機関投資家等の大口次第となります。ただしリートの初値は、上も下も小幅なことが多く、日本プロロジスのような初値は例外です。

・野村マスターＦの公募割れがムードを悪化させましたが、想定価格50万円に対し、仮条件は49〜51万と僅かながら上ブレ。仮条件決定前のリート指数は低迷中でしたが、お上の評価は悪くなかったのかも知れません。上場日までに、さらにリート指数が回復すればフォローの風に。

・旅館リートは非常に個性的、ただスポンサーの財務基盤がやや弱く、初値評価は未知数の部分もあります。株主優待の計画ありとのことですが、正式な優待内容（※）はまだ未発表の模様。優待銘柄となれば、優待と分配金を合わせた総合利回りで評価されるだけに優待内容は気になるところ。宿泊施設としての人気は高いようなので豪華な優待であれば、優待人気も期待できそうです。

※追記：優待内容は1口につき2000円相当の割引券を年2回送付する予定。（1株主につき10枚が上限）　株価50万として、優待利回りは0.8%程度とあまりインパクトありません。

幹事2社のうち、野村證券では、ＨＴ、Ｎ＆Ｃとも申込みできません。ネットから申込み可能なのは、ＳＭＢＣ日興証券　のみとなっています。

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