9090 丸和運輸機関 （東証２部上場・みずほ主幹事） 
★公募価格：3400円（仮条件の上限）
☆公開株数:92万株/100株単位 吸収金額:約31.3億円
売り気配スタート、初値は3100円（-8.8%）の公募割れに。IPO＝丸和運輸機関の初値は３１００円、公開価格を８．８％下回る８日、東証２部に新規上場した丸和運輸機関<9090>が公開価格３４００円を８．８％下回る３１００円で初値を付けた。初値ベースの前１４年３月期予想ＰＥＲは６．３倍。
３ＰＬ（サードパーティ・ロジスティクス）と桃太郎便の輸送サービスの物流事業が主力。市場からの吸収金額が３０億円を超えており、上場市場も初値買い人気の高まりづらい東証２部案件ということで、早期の初値形成となった。公開株式数は９２万株。 （提供：モーニングスター社）
■大引け 丸和運輸：2977円（初値3100円） トレックスセミコン：4600円（初値4480円）
（板薄いためセカンは見送り予定）
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6616 トレックス･セミコンダクター（JQS･SMBC日興主幹事） ★公募価格：5000円（仮条件の上限）
☆公開株数:80万7600株/100株単位 吸収金額:約40.4億円
売り気配スタート、初値は4480円（-10.3%）の公募割れに。IPO=トレックス・セミコンダクターの初値は４４８０円、公開価格を１０．４％下回る８日、ジャスダックに新規上場したトレックス・セミコンダクター<6616>が公開価格５０００円を１０．４％下回る４４８０円で初値を付けた。初値ベースの前１４年３月期予想ＰＥＲは７．３倍。
各種アナログIC製品の開発、製造を手掛ける。市場からの吸収金額が40億円あり、ジャスダック上場案件としては規模が大きかった。公開株式数は80万7600株。 （提供：モーニングスター社）
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主幹事の引受価額＝ＯＡ(オーバーアロットメント)防衛ラインが 機能していません両IPOとも公募価格は上限決定かつOAを装備していましたが、小幅ながら引受価額を下に抜けての初値形成となりました。これらよりもっと大きく底抜けしたのがＪＤＩで、-14.56％の公募割れでした
★丸和運輸機関（ＯＡ12万株） →約18万株の売り超過スタート
引受価額：3145円 初値：3100円（公募比-8.8%）
★トレックス・セミコン（ＯＡ10.53万株）→約12万株の売り超過スタート
引受価額：4600円 初値：4480円（公募比-10.3%）
※ＯＡ=オーバーアロットメント（Over allotment）:株式の募集や売り出しなどにおいて、需給動向に応じた販売やその後の市場での需給悪化を防止するための目的に導入されたものです。
細かい説明は省きますが、このＯＡがあるＩＰＯであれば、売り気配で始まっても、公募価格より3％〜数％下の引受価額近辺に主幹事による買いが入り、公募割れを最小限で食い止める効果がある、とされています
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