3296 日本リート投資法人 （東証リート・三菱UFJ証券主幹事）■上場日：4/24日 ■ＢＢ期間：4/8日〜4/14日
■公開株数:公募：144,200口 ＯＡ：7,210口
■想定価格：25万円/1口単位 （吸収金額：最大約378.5億円）
■幹事団
★三菱UFJモルガン･スタンレー 60％
野村證券株式会社 24％
みずほ証券株式会社 10％
ＳＭＢＣ日興証券 3％
大和証券株式会社 3％
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◆日本リート投資法人（3296） 双日系の総合型リート
オフィスビルと住居を主な投資対象とする総合商社：双日系の総合型リート。想定価格（1口）：25万円で約379億円の吸収金額になります。
◆予想分配金利回り・類似比較（4/11日終値ベース）
日本リートの仮条件レンジ（24.8万〜25.2万）で計算した予想利回りは5.68％〜5.59％になります。
総合商社がスポンサーのリートや、投資対象がオフィスビル+住居のリートとの比較では、やや割安感が見い出せます。
3296 日本リート投資法人（概算予想利回り）: 5.68％〜5.59％
8960 ユナイテッド・アーバン（丸紅系総合型）： 3.7％
8960 アドバンス・レジデンス（伊藤忠系住居型）： 4.1％
8953 日本リテールファンド（三菱商事系商業施設）: 4.8％
8956 プレミア投資法人（オフィスビル+住居）: 4.8％
8966 平和不動産リート（オフィスビル+住居）: 4.2％
◆仮条件の決定と地合いの悪化
想定価格25.0万に対し、仮条件は24.8万〜25.2万円です。想定価格よりＧＵ＆上振れしたヒューリックリートほどの強さは感じませんが、上限やや上ブレと悪くありません。同様に好調初値だったイオンリートも上ブレした仮条件の上限で決まっていました。
スポンサーや物件に難があったSIA不動産（3290）は別として、直近のリートは堅調な初値を形成しています。ヒューリックリートは、全体地合いが悪化するなか+12.96％と逆行高の好調初値でした。
ただタイミング悪く、週末の日経平均は下の岩盤とされていた14000円を割り込み年初来安値を更新し、足元のムードはかなり悪化しています。リート指数は、まだ比較的堅調を維持しています。
また商事や物産など財閥系大手商社の不動産（リート）にくらべ、双日のリートといわれても今いちピンとこない、というのが正直なところでもあります。
◆2013-2014年のリートＩＰＯの初値結果 および 東証リート指数 昨年来のチャート
・14/02/07 ヒューリックリート 公募10.8万⇒初値12.2万（+12.96％）
・13/11/22 イオンリート投資法人 公募10.5万⇒初値11.5万（+9.5％）
・13/10/9 ＳＩＡ不動産投資法人 公募45万⇒初値42.9万 （-4.67％）
・13/7/12 星野リゾート・リート 公募51万⇒初値57万 （＋11.8％）
・13/6/12 野村不動産マスターＦ 公募10万⇒初値9.67万 （-3.3％）
・13/2/14 日本プロロジスリート 公募55万⇒初値70万 （+27.2％）
・13/2/06 コンフォリア・レジ 公募55万⇒初値60.7万（+10.4％）
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