IPO

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7782 シンシア　 (東証マザーズ上場 / SBI証券主幹事) 　本日上場　　　
　
公募価格:2100円　⇒ 初値：1950円（-7.1％公募割れ） ⇒ 大引け：2228円

　ＩＰＯ＝シンシアの初値は１９５０円、公開価格を７．１％下回る
１６日、東証マザーズに新規上場したシンシア<7782>が公開価格２１００円を７．１％下回る１９５０円（１６年１２月期予想ＰＥＲ１９．３倍）で初値を付けた。
コンタクトレンズのファブレス（工場を持たない）メーカー。公開株式数は５０万株。
　　（提供：モーニングスター社）

◆【初値後】： 公募価格を回復し、後場にはＳ高一歩前の2340円まで上昇。大引けは2228円。


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3476 投資法人みらい (東証リート / 野村證券主幹事) 　本日上場　　　
　
公募価格：183,000円　⇒ 初値：176,000円（公募割れ） ⇒ 大引け：168,000円

こちらはリートの新規上場でしたが、Wで公募割れとなりました。
公募価格183,000円に対し、初値は176,000円　公募比-7000円（-3.8％）の公募割れです。
初値後は16万台まで下落しています。
◆【初値後】： 急落のあとの戻りは171400円まで。大引けは16,8000円でした。


　　 来週のIPOはどうなる？　

本日は２銘柄同時上場ですが、１銘柄はリートIPOです。リートIPOの買い主体は機関投資家、シンシア（マザーズ）はほうは個人投資家と住み分けができているので、資金分散の影響はあまりないと思っています。
また、投資法人みらい は、「実態は中国資本リート？」の噂もあっただけに、ほとんど期待もされていなかったようです。

IPO シンシアの公募割れは、やはりIPO地合いそのものの悪さが原因と見ています。
ZMP中止で超人気の目玉IPOが消滅し、IPOの注目度はガタ落ち。それでなくても、トランプバブル＆円安によるT1大型大活況＆マザーズ低調は、IPOにとって弱気の素地となっていました。

また今週上場したIPOについては、銘柄のイマイチ感もありました。昨日まで2銘柄は吸収30億円台の重圧感がありました。本日のシンシアにしても、厳密にみれば「ヤマト樹脂」の再生案件とも取れます。IPOは、地合い絶好調の時は「悪いところは目をつむって買う」という性癖がありますが、今の地合いはむしろその逆ですね。

来週も連日上場のIPOラッシュで前半にかけては難しい展開でしょうが、後半にかけてマザーズIPOらしいプラチナIPOがでてくるので、切り返してくるでしょう。また外国人等がクリスマス休暇に入る為、大型株より小型・新興株が注目されやすくなることもIPOにはプラスになります。

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