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◆【ＩＰＯ承認】 6234 世紀 （ 東証マザーズ上場予定 / 野村證券主幹事 ）
■上場日：2/8日 ■ＢＢ期間：1/23〜1/29日 ■仮条件： 1/22
■事業内容：射出成型合理化機器「ランナーレスシステム」の製造販売
■公開株数 公募：26万200株 売出：19万5200株 ＯＡ：6.83万株
■想定価格：5190円/100株単位 （吸収金額：約27.2億円）
■幹事団
★野村證券
ＳＭＢＣ日興証券
みずほ証券
三菱UFJ証券
SBI証券
岡三証券
極東証券
会社概要 ・本社:山形県米沢市 ・会社設立:1954年 ・従業員数:186人
2018年の新規上場としては、既にリートＩＰＯが承認済みですが、通常の株式ＩＰＯも本日新規承認となりました。
IPO 世紀(6234)は、野村證券主幹事で東証マザーズに上場予定。業種は機械セクターになります。
想定価格は5190円（100株あたり51.9万円）とかなりのネガサ、吸収金額は約27.2億円です。
軽量小型ではありませんが、今に地合いなら特に問題ない規模と言えます。
★射出成形用のランナーレスシステムの製造販売を主たる事業とし、金型内に組み込まれて溶融樹脂の湯道を形成する「ホットランナーシステム」、機器の制御を行う「コントローラー」、ヒーター等の部品等を製造販売しています。
★機械セクターの中でもやや地味めな射出成形や金型関連ですが、製造業には無くてはならない縁の下の力持ち的存在になります。類似銘柄は、不二精機、（6400）、パンチ工業（6165）、ミスミG（9962）、ソディック（6143）、日精樹脂（6293）、東洋機械金属（6210）など。
★漢字の社名や事業内容、1954年の設立などから、JQSか東証2部かと思いましたが、意外にもマザーズ上場でした。
マザーズの機械セクターでは、先月のヴィスコ・テクノロジーズの大化けが記憶に新しいところ。ヴィスコ・テクノもネガサではありましたが、吸収金額11億円で、世紀の半分以下の規模でした。事業内容もヴィスコの方がハイテク感が強く、アイフォーン関連というテーマ性までありました。
★ただ腐っても株式ＩＰＯの年初第1号です。一応、設備投資関連のＩＰＯでもあり、初値が高くなることは間違いなさそうで人気化は必至でしょう。また、自動車関連向けが57.0％と半分以上を占めるため、自動車メーカーの設備投資意欲も追い風となりそうです。
やはり、野村主幹事なので完全抽選で当選しづらいのがネックになりそうですね。
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注意点
筆頭株主はKISCO株式会社という非上場企業で、全株式の98.27％（売出前）を握っています。これなら親会社のKISCOがＩＰＯしても良さそうなものですが・・・。
どうやら親会社のKISCは、詐欺（循環取引）に巻き込まれて、巨額の被害を被った模様です。
IPO 世紀(6234)、IPOブロガーの評価は？
（IPOブログランキングにジャンプします）
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◆【ＩＰＯ承認】 6234 世紀 （ 東証マザーズ上場予定 / 野村證券主幹事 ）
■上場日：2/8日 ■ＢＢ期間：1/23〜1/29日 ■仮条件： 1/22
■事業内容：射出成型合理化機器「ランナーレスシステム」の製造販売
■公開株数 公募：26万200株 売出：19万5200株 ＯＡ：6.83万株
■想定価格：5190円/100株単位 （吸収金額：約27.2億円）
■幹事団
★野村證券
ＳＭＢＣ日興証券
みずほ証券
三菱UFJ証券
SBI証券
岡三証券
極東証券
会社概要 ・本社:山形県米沢市 ・会社設立:1954年 ・従業員数:186人■IPO 世紀(6234) 主幹事 想定価格 吸収金額
2018年の新規上場としては、既にリートＩＰＯが承認済みですが、通常の株式ＩＰＯも本日新規承認となりました。
IPO 世紀(6234)は、野村證券主幹事で東証マザーズに上場予定。業種は機械セクターになります。
想定価格は5190円（100株あたり51.9万円）とかなりのネガサ、吸収金額は約27.2億円です。
軽量小型ではありませんが、今に地合いなら特に問題ない規模と言えます。
■IPO 世紀(6234) のポイント
★射出成形用のランナーレスシステムの製造販売を主たる事業とし、金型内に組み込まれて溶融樹脂の湯道を形成する「ホットランナーシステム」、機器の制御を行う「コントローラー」、ヒーター等の部品等を製造販売しています。
★機械セクターの中でもやや地味めな射出成形や金型関連ですが、製造業には無くてはならない縁の下の力持ち的存在になります。類似銘柄は、不二精機、（6400）、パンチ工業（6165）、ミスミG（9962）、ソディック（6143）、日精樹脂（6293）、東洋機械金属（6210）など。
★漢字の社名や事業内容、1954年の設立などから、JQSか東証2部かと思いましたが、意外にもマザーズ上場でした。
マザーズの機械セクターでは、先月のヴィスコ・テクノロジーズの大化けが記憶に新しいところ。ヴィスコ・テクノもネガサではありましたが、吸収金額11億円で、世紀の半分以下の規模でした。事業内容もヴィスコの方がハイテク感が強く、アイフォーン関連というテーマ性までありました。
★ただ腐っても株式ＩＰＯの年初第1号です。一応、設備投資関連のＩＰＯでもあり、初値が高くなることは間違いなさそうで人気化は必至でしょう。また、自動車関連向けが57.0％と半分以上を占めるため、自動車メーカーの設備投資意欲も追い風となりそうです。
やはり、野村主幹事なので完全抽選で当選しづらいのがネックになりそうですね。
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注意点筆頭株主はKISCO株式会社という非上場企業で、全株式の98.27％（売出前）を握っています。これなら親会社のKISCOがＩＰＯしても良さそうなものですが・・・。
（目論見書より） KISCO(株)は平成29年８月31日、近畿財務局長に提出した有価証券報告書において、架空取引関連損失を計上し、平成28年３月期並びに平成29年３月期には親会社株主に帰属する当期純損失を計上、株主資本が減少し平成29年３月期に財務制限条項に抵触したことを記載しておりました。これは、KISCO(株)が行う取引の一部の物品について実在性に疑義を抱く事態が発生し、外部専門家を交えた特別調査委員会による当該取引の対象物品の実在性等の確認を行った結果、架空取引に基づく資金循環に巻き込まれたとの認定に至り架空取引関連損失を計上したものであります。
どうやら親会社のKISCは、詐欺（循環取引）に巻き込まれて、巨額の被害を被った模様です。
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