KOKUSAI

■KOKUSAIのIPO、仮条件は1830―1840円で設定 アームも参考に

[東京 10日 ロイター] - KOKUSAI ELECTRICは10日、新規公開の仮条件を1830―1840円に決定したと発表した。上場承認時の想定価格である1890円から引き下げた。

関係者によると、1890円でも投資家からの支持を得ていたが、9月に上場したソフトバンクグループ<9984.T>傘下の英半導体設計大手アームの株価動向なども参考に、上場後の株価パフォーマンスを念頭に設定したとみられる。アームの株価は上場後、一時公開価格を下回る場面もあった。

同社が関東財務局に提出した届出書によると、株式市場の状況や最近の新規上場株の市場での動向などを総合的に検討したとした。同時に、米運用大手のキャピタル・リサーチ・アンド・マネージメントとラザード・アセット・マネージメントがそれぞれ約1931万株、約586万株を購入を約束したことも明らかにした。

仮条件レンジの中央値1株当たり1835円に基づく上場時の時価総額は4200億円超の見通し。

KOKUSAIは成膜技術を軸とした半導体製造装置の専門メーカー。18年に日立国際電気(東京都港区)から独立し、米投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)傘下で上場を目指している。価格決定は16日。上場日は25日を予定。